水素水研究

水素が体内で消費される量は悪玉活性酸素に比例

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水素水は分子サイズが小さく、すぐに体内に取り込まれると言われていますが、実際にはどのくらいの量が体内に取り込まれるのでしょうか?

中部大学の下内章人氏らの研究グループは水素が体に摂取される量について、調査を行いました。

方法は、市販のアルミパウチ入りの水素水を23〜55歳の被験者7人に飲ませ、吐き出された空気中の水素量を調べるというもの。

すると吐き出された空気中の水素濃度は10分でピークとなり、1時間で元の数値に戻ったそうです。そして、飲んだ水素水は41%が体内に取り込まれ、59%は呼吸とともに排出されることが判明しました。

また、体内で消費される量は悪玉活性酸素であるヒドロキシラディカルの量と比例することがわかったのです。つまり、体に悪玉活性酸素が多ければ多いほど、水素は体内でしっかり使われる、ということなんですね。

活性酸素除去では説明がつかない水素水の効果

水素水の効果

水素水が体に良いことは著名人やメディアの不況活動もあって、大分認知されてきたように思います。

2007年以降、動物モデルや人での臨床試験において、水素の治療効果が研究されてきました。2007年から2015年6月までに発表された論文の数は321にも及びます

臨床試験の数は毎年増加しており、31の疾患において、水素が酸化ストレスが原因となる病気や炎症などの症状に有効であると報告されています。

水素水の効果は、俗に悪玉活性酸素と呼ばれる「ヒドロキシラジカル」や「ペルオキシ亜硝酸」の除去により得られると考えられていますが、単に活性酸素の除去だけでは説明がつかないような効果も報告されています。

おそらくは水素が細胞運命の決定になんらかの働きをしていものと思われます。つまり、単に「体に良い」だけでは言い表せない、遺伝子細胞レベルでなにかしらの振る舞いをしていると考えられます。これについてはさらなる研究が待ち望まれるところです。

参考文献:http://www.medicalgasresearch.com/content/5/1/12